紙面フォルダと原稿フォルダ

・紙面フォルダの作成
 まず朝刊太郎で作成するデータを収納するフォルダを用意する
 1 デスクトップにフォルダを作成
  デスクトップ画面を右クリック→新規作成→フォルダで創刊号という新しいフォルダをデスクトップに作成
 2 1面のフォルダを作成
  創刊号フォルダの中に新たにフォルダを作り、1面フォルダと名付ける。(朝刊太郎は1面(ページ)ごとに1つのフォルダが必要。2面のフォルダは後で1面フォルダをコピーし作成する)
・原稿フォルダの作成
 デスクトップに創刊号原稿というフォルダを作成。創刊号の紙面に使用する原稿、写真、資料などの材料をためておく箱。取材活動のなかから使えそうな材料をストックしておく

朝刊太郎の設定

・インストールと立ち上げ
 朝刊太郎 Ver0.95β31(ヘルプ付)をダウンロードして、インストール。解凍するとchok095b31というフォルダが出来るので、Program Filesかマイドキュメントにフォルダを移動。フォルダの中のchokan.exeをダブルクリックすれば、朝刊太郎が立ち上がる
・基本レイアウトを作成
 メニューバーの紙面設定(S)→紙面設定(全て)をクリックして、紙面設定画面に。用紙サイズをA4に設定する。以下は管理人の環境下の設定を示すので(使用するプリンターによって若干の差がでる様だ)、これを基準に自分の環境にあった設定を行ってほしい。
 1 行間 4.5
 2 文字組み 13(全角)
 3 余白 天14、地12、左12、右12
 4 6段・37行
  余白はできるだけ小さいほうが新聞らしい。プレビュー画面で印刷可能範囲が示されるので、できる限り大きく紙面を設定する。ちなみに管理人の環境では、「印刷可能範囲をはみだしています」との警告がでたが、黄色い表示と赤い破線が重なるまで紙面を拡大してもちゃんと印刷された
 5 設定の保存
  紙面設定が完了したら保存しておく。「設定に名前を付けて保存ボタン」を押し、「A4新聞」と名付けて保存する。OKボタンを押すと今設定した通りのA4の編集画面が表れる
・データの保存
 メニューバーのファイル→名前を付けて保存をクリック、新規紙面の保存画面で、紙面ファイル名を1面と入力、保存先フォルダをデスクトップ→創刊号→1面とたどって、OKを押せば、1面フォルダに1面ファイルが保存される。試しにいったん朝刊太郎を終了、1面フォルダの中に1 面.shmというファイルができていることを確認する
・ファイルの関連付け
 1面.shmをダブルクリックすると、「このファイルを開けません」と表示されるので、「一覧から選択する」を選択してOKをクリック、プロ グラムの選択画面で、参照ボタンを押し、朝刊太郎のプログラムであるchok095b31のフォルダを探して、その中のchokan.exeを選択して開くボタンをクリックすると再びプログラムの選択画面に戻るので、プログラムのリストでchokanが選択されているのを確認してOKを押す。これで関連付 けは終了。以後、shmという拡張子の付いたファイルをダブルクリックすると自動的に朝刊太郎が立ち上がる
・2面ファイルの作成
 基本フォーマットができたので、1面フォルダを丸ごと同じ創刊号フォルダ内にコピー、名前を変更して2面フォルダとする。これで創刊号フォルダのなかに1面・2面の朝刊太郎用のフォルダが完成した

テキストエディターの設定

 TeraPadを念頭に話を進めるが、他のエディターでも同様の設定が容易にできるはずだ
・折り返し桁数
 基本フォーマットを1段13字×37行に設定したので、エディターの字詰めも13字にあわせる。オプション設定で、折り返し桁数を26(全角で13字分)に指定すればよい
・行番号の表示
 A4のスペースでは1本の記事の分量は20~30行もあれば充分だろう。常に行数を意識しながら記事を書くことになるので、エディターに行番 号を表示させておけば容易に分量を把握できて便利。オプションで行番号を表示にチェックを入れる
・自分の好みにカスタマイズ
 あとは好みで使いやすいように設定する。ちなみに管理人の設定は次の通り
 1 行間を10に指定 行間が開いていた方が見やすい
 2 起動時IMEをON 起動後すぐに日本語入力ができる
 3 TAB、半角空白、全角空白、改行、EOFのマークを全て表示させるにチェック
・拡張子を表示する
 エディターで文章を書いてたとえば「記事1」というファイル名にして保存してみてほしい。記事1.txt と.txt という拡張子が見えるだろうか。もし見えないならば、見える設定にしておいたほうがいい。朝刊太郎では文字データは.txt が付いたテキストファイル、画像データは.jpg という拡張子がついたジェイペグファイルか.bmf という拡張子が付いたビットマップファイルしか扱えないので、拡張子が見えるほうが便利なのだ。設定の仕方は、フォルダ(エクスプローラ)のメニューバーのルール→フォルダオプション→表示とクリックして、詳細設定から「登録されている拡 張子は表示しない」のチェックを外し、OKを押す。これで記事1.txtと表示されるはず
・関連付け
 記事1.txtをダブルクリックするとメモ帳が立ち上がってしまうので、TeraPadが起動するように関連付ける。記事1.txtを右クリック →プログラムで開く→プログラムの選択の順にクリック、 開いた選択画面で参照をクリックし、TeraPadフォルダを探して、TeraPad.exeを選択、開くボタンを押すとプログラムの選択画面に戻るので、プログラムのリストで TeraPadが選択されているのを確認してOKを押す。これで関連付けは終了。以後はテキストファイルをダブルクリックするとTeraPadが起動する

画像加工ソフトの確認

 jpgという拡張子の付いたファイルをダブルクリックして立ち上がったソフトが、jpgに関連付けられた画像加工ソフト。解像度の変更、明るさの調整、画像の回転ができるソフトであればOK。もしペイントが立ち上がった場合は、フリーソフトのJTrim(ジェイトリム)などをインストールして、関連付けしておく