だれでもできる! フリーソフトを使った超簡単「自分新聞」づくり
自分新聞をつくろう 第1回 準備
「自分新聞」創刊の勧め
・身近な情報を、自分流に発信する
家族・友人、地域、グルメ、趣味、イベント など
・新聞作りを楽しみながらパソコンの操作に習熟できる
テキストエディター、写真加工、インターネット、pdf、住所録、名刺 など
・紙面づくりを通して、自己の行動・思考を整理する
ツイッターは思いつき、ブログは日記、新聞は編集のメディア
・だれにでも見てもらえ、後に残せる
ネットでも紙でも公開可。印刷すればお年寄りから幼児までだれでもかんたんに閲覧でき、また保存も容易
・自分のメディアをもつ楽しみ
好きなこと、興味のあることだけを伝えられるのがプロにない強み。記者・編集者ごっこを大いに楽しもう!
情報を発信するための基礎知識
趣味の範囲でメディアづくりを楽しむための留意点
・プライバシーへの配慮
1 取材先にはかならず掲載の了解を得る
2 写真は勝手に撮らない。撮影時に掲載の可能性があることを伝え了解を得る
3 個人が特定できる場合はもちろんだが、私有地などの撮影にも配慮が必要
・著作権の知識
1 すべての作品(文章・デザイン・写真・音楽・図版など)には著作権があると考える
2 著作権のあるものを使用する場合は、著作権者の許諾が必要
3 著作権の保護期間は著作者の死後50年まで存続
4 文章の一部を引用する場合は出典を明記する
5 音楽・歌詞の場合は一部引用でも日本音楽著作権協会(JASLAC)の許諾が必要
・反響に対する覚悟
1 アクションには必ずリアクションがある。いい反響もあれば悪いものもある
2 いったん公開したら、だれの目にふれるか分からないことを常に意識する
3 発行人およびその周囲の個人情報を不用意に掲載しない
・差別用語・不適切用語
差別用語、不快用語を使わない。まったく意図や悪意がなくても、ある特定の用語を使っただけで相手をひどく傷つけてしまうことがある。発信者としてはそのような用語が存在していることを意識し、充分に理解しておく必要がある。新聞社などから出ている記者ハンドブックを手元において参考にするとよい
必要な器材、ツール
・パソコン
当講座では新聞製作用のフリーソフト朝刊太郎を使うので、windowsパソコンが必要。(使い慣れたレイアウトソフトをお持ちの方は この限りではない)
管理人が実際に使用しているwindows xpで解説するが、98・2000・vistaでもOK(7は使ったことがないので?)
・新聞製作用のフリーソフト(窓の杜、ベクターなどのサイトでダウンロードできる)
1 レイアウトソフト
朝刊太郎 簡単に新聞のレイアウトができる超便利なフリーソフト。管理人は10年近く愛用している
2 テキストエディター
terapad、Emeditor、vmエディターなどがフリー。管理人は秀丸を使用しているが、こちらはシェアウエア
3 画像加工ソフト
写真を明るくしたり、解像度を落としたり、回転するだけなので、どんなものでもOK。JTrim(ジェイトリム)あたりが妥当か
管理人は xp home editionに付いていたMicrosoft Photo Editorを使用。
・デジタルカメラ
画素数で300万画素以上のもの。紙に印刷することを考えると、ある程度画素数があったほうがきれいに刷れる
・プリンター
一般的なA4インクジェットプリンターで充分。もしA3対応のプリンターをお持ちなら、A4判4ページの新聞が作れる