7月25日木、晴、31度
ほぼ1月ぶりの更新。前回の投稿で「ライフスタイルの変化が新鮮な感受性をもたらしている」と書いたが、今は少し停滞期。水泳もウクレレも生活全般も前に進んでいる気がしない。だが、ここががまんのしどころだ。これまでの経験からここで諦めては、すべてが無駄になる。プラトーと呼ばれるこの時期を耐えてこそ、次の大きな飛躍が訪れるのだ。
水泳は8月から中級クラスに進級することになった。トータルで泳ぐ量は倍増するはずで、それに耐える体力が養われているのか多少不安は残る。まあできないはできないで、カッコつけずに認めよう。クロールのストロークが今ひとつ上手くやれている実感がない。背泳ぎのストロークも真っ直ぐ腕を回転できないという欠点が残っている。疲れないで泳ぐには、ディテールを一つ一つ丁寧にマスターしてゆく必要があるのだ。オーバーに言えば、今の泳ぎなどはやみくもにもがいているに過ぎない。本や動画を見て先走った技術を覚えるのではなく、実際のレッスンで自分がつかんだ実感を唯一の足がかりにして、頭でっかちを廃したいと考えている。
体育会系、理系に傾きがちな昨今だが、そろそろ文弱な自分に戻ってもいいと考えている。やっぱり、書いてなんぼ、読んでなんぼの自分だと思う。中途半端ながら、それで何十年も生きながらえてきた。身体がかわるのは結果が目に見えてわかるので本当に楽しいことなのだが、そろそろ精神面のプログレスを目指す時期に来ているのかもしれないなと感じる。今陥っている停滞感の源は、ここらあたりにあるのかもしれない。
夏の宵 汗かくグラスと 腫れ物と