県立博物館・美術館を見る

2021年2月14日日、晴れ時々雨、24-20

2月に入って心地よい気候が続いていたが、数日前から再び天候不順となり、晴れたかと思うと大雨が降ったりと、洗濯物を干すのにも苦労する状況が続いている。1月下旬に名護あたりから始まった寒緋桜の開花は那覇まで下ってきており、今は盛りが少し過ぎたくらい。先週の休みには奥武山公園内の神社で満開の桜を楽しんだ。

緊急事態宣言下で勤務が2勤2休の体制に。久しぶりに土日が連休となったので、Mに案内をお願いして、沖縄県立博物館・美術館を見て回った。自分は沖縄の歴史、Mは特別展の正倉院宝物展がお目当てだ。彼女は博学で、沖縄の文化や生活に関するこちらのどんな質問にも的確に答えてくれる。何とも頼もしい相棒だ。

3時間ほど熱心に見て回ったところで、二人共へとへとに疲れてしまった。ここは欲張って一度に見るのではなく、小分けにして何回も訪れて楽しむべきだと意見が一致して、後日再び訪れることに。

美術館も一部分だけを鑑賞した。美術は正直よくわからないのだが、安谷屋正義の「道」、宮良瑛子の「無辜 ―いのり―」の2作品が特に印象に残った。忘れないようここに記録しておく。偶然にも宮良氏はMの高校時代の恩師だったという。

疲れたこと以外は大変満足できたのだが、図書などを備えた資料室がコロナ対策のせいで閉鎖されていたのが残念だった。伊波普猷が確立した沖縄学が現在どう継承あるいは批判されているのか知りたいというのが当面の興味なので、そこらへんの資料を追い追い読みたいと思っている。

来るときもそうだったが、帰りもまた雨に降られた。館内にいたときは青空が広がっていたのに…。「どちらかが雨女、雨男だね」と苦笑しあいながらファミレスのガストで雨宿り。鑑賞疲れをビールで癒やしながら雨が上がるのを小1時間ほどまつ。ガストはつまみのメニューも充実しており、平日のハッピーアワーなら酒類も半額で飲めることが分かった。もちろん感染症対策も十分になされているので安心できる。居酒屋としての実力もなかなかだなと感心した次第。これからは昼飲みに利用しよう!

県博には沖縄に来た当初から訪れたいと思っていたのだが、一人ではなかなか腰が上がらなかった。良き友人を得て、これでまたひとつ念願がかなったわけだ。

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