ビタミンC

2020年10月15日木、晴、25-31

バランスのとれた食事をしようと思い立って、できるだけ自炊をするように心がけている。食事を変えたからと言ってすぐには効果を実感できるものではないが、心なしかこのところ体調が良い。なかでもこれはいいと思えるものがビタミンCだ。これを摂りだしてまだ半月ほどだが、多少風邪気味でもすぐに回復したり、荒れ放題だった肌の状態も改善するなど、なかなかの働きぶりをみせている。

ビタミンCの一日の最低必要摂取量は100mg程度、効果を実感するためにはその10倍ほどの1000mgが必要だという。随分昔にサプリで大量にCを摂っていたことがあったが、効果を実感するには至らなかった。なぜか? それは摂り方に問題があったのだ。一度に1000mg摂っても、身体に吸収できるのはわずかで、それ以外は尿として排出されてしまう。だから少量ずつ摂ってビタミンCの血中濃度を一定に保つことが大切なのだそうだ。

こまめにビタミンCを摂るのに最適なのが、ノーベルのVC3000というのど飴。1粒に130mgのCが含まれているので、2時間おきに1粒、一日で8粒ほど舐めれば1000mgが達成できる。目安は尿が黄色くならない程度。黄色いのはCが排出されている証拠なので、摂り過ぎということになる。この飴はノンシュガーでビタミンB1B2、ハーブなども入っているので、常食しても問題なさそうだ。このやり方によってビタミンCが一定量体内にある状態が常に保てているので、目立った効果が出ているんじゃないかなと推測している。

心理学でif then効果というものがある。これは「もし~なら、・・・する」という行動パターンが脳に満足感を与えやすいというもの。飴を舐めることは、この効果も得ることもできる。「自分にご褒美を与えたいなら、飲酒する」というパターンを、「飲酒したいなら、飴を舐める」に変えればいいのだ。ご褒美を酒から飴にシフトする訳だ。こう考えることで家飲みの回数は随分減っている。

ただこれには落とし穴があって、善い悪いにかかわらず脳は急激な変化を嫌うそうだ。いくら身体に良いからと言っていい子ちゃんばかりしていると、脳の猛反発をくらう。そのあげくすべてが嫌になって、元の木阿弥になってしまうというパターンだ。このパターンはこれまで何度も経験してきているおなじみのものだが、はっきりと意識しておいたほうがいい。まあ元に戻ったらまた始めればいいだけなんだけど。

いつまで続くかわからないけど、どこにでもある安価なのど飴が体調に劇的ともいえる変化をもたらしたことを記録に残しておく。

 

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