2020年4月14日、晴、20-16
4時間ほど寝て会社へ。自宅待機を打診され、受け入れる。仕事をしても開店休業状態なので、いっそ休んだほうが潔い。今日から月末までの予定で、待機中は多少の手当が出るそうだ。
より一層厳しい経済状況に陥ることは目に見えているが、ここまでくると開き直りの気持ちも。2年前の今日、身一つで那覇空港について、荷物もないがらんとしたアパートで新生活をスタートさせた。寝袋に潜り込んで一夜をやり過ごしながら、19で上京したころを思い出していた。「第二の青春だな」と気持ちが高ぶってなかなか寝付けなかったものだ。
また2年前に戻って、一から始めると思えば別になんてことはない。当時に比べ、職、家具・家電、知人、趣味、馴染みの店、など有形無形の財産も増えた。いわゆる資産と呼ばれるものが無いのが残念ではあるが。「なんくるないさ」の精神で、元気よく楽しい日々を過ごしてゆきたいと考えている。
昨日2か月ぶりに日誌を書いたことで、考えが整理され、精神状態が多少上向いたようだ。やはり生活の中で文章を書くことを欠かしてはならない。ともあれ突然与えられた2週間あまりの暇な時間をどう有意義に過ごすか? 昨日書いた生活リズムの立て直しとともに、早急にプランを練ることとする。
ちなみに今日は、夕方会社から戻って、アマゾンプライムで映画「翔んで埼玉」「カメラを止めるな」「君の膵臓をたべたい」の3本を見て過ごした。昨日が洋画だったので、今日は邦画を見たくなって、話題となったこの3本を選んだのだ。「君の膵臓をたべたい」で号泣。もう何年も映画館にいってないし、テレビもないので浜辺美波を初めて見たのだが、彼女の瑞々しさに完全に魅了されてしまった。まったく期待していなかったがストーリーもよくできていて、見終わって本当に心が洗われた。
これに味をしめて、感動モノとして評価の高い映画をプライムからリストアップする作業を始めた。暇のつぶし方のひとつは、プライム・ビデオで決まりだ。
春の夜や 君の寝息と 走行音