3月4日月、晴れ時々曇り、21-15度
今日は左目にレーザー光線を当ててもらった。わずか2,3分のことだったが、あら不思議、ここ3ヶ月ほど悩まされていた、目の不調があっという間に解消した。これで仕事もPCも読書も滞りなくできる。目の調子が良くないということは、想像以上に生活上の不便をもたらす。端的に言えば、知的な活動をすべて放棄したくなるほどの難儀だ。レーザー予約してからの2週間は本当に待ち遠しかった。右折や車線変更などは本当にヒヤヒヤもので、雨など降ろうものなら、光が乱反射してまったく営業できない状態だった。2度の凡ミス事故も、少なからずこの目の不調が遠因になっていると思う。
加えて言えば、一年近く悩まされていた、右肩の痛みも治まってきた。どうかするとまだ痛みを感じるが、以前のように激痛で腕を動かせない状態からは脱した。目と肩、この2つの不快症状を経験して、自分の身体がいかに老化が進んでいるのか、改めて認識できた。しかもそれを克服できることも併せて学んだ。少しの気付きや努力で、老化を食い止めることができるのだ。
80まで生きるとしてあと20年。自立してから60を迎えるまで、本当に自分だけのことを考て過ごせた時代は、たぶん20年位ではないかと思う。今前途にまるまるその20年が広がっている。しかも、はるかに豊かな経験を備えて。だから、よぼよぼしたり、寝たきりになったりしないで、生き生きと若々しく過ごしたいものだ。
劇的な回復をとげた今日を、ReBorn記念日としたい。伊勢正三がReBornというアルバムを出したそうだが、その気持本当によく分かる。還暦を迎えて気持ちも身体も生まれ変わるんだ。そういう欲求がムラムラと湧いてくる。前半生の後悔や反省を生かして、やりたいことをやってやろう、そんなワクワク感に満ち足りた気分で、いま春の宵を楽しんでいる。
上り月 流れてわれは 島で生く